カテゴリー別アーカイブ: 展示会での着物

創業祭での着物

みなさま、こんにちは

前回に引き続き「展示会での着物」編ですまずは専務の着物から

鮮やかな黄色はサフラン染の真綿紬です。明るい色はお若い方の色、という考えは不必要なんだと説得力のある着こなしです。帯も同様に草木染の真綿紬です。かなりの黄金色ですがとってもお似合いです。

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次に中西店長の着こなしを2パターンご紹介です。単衣の紬に合わせました帯は栗山工房の和染紅型の染め帯です。そして帯揚げにご注目です変わったお柄だなぁと思っていたら、着なくなった小紋をほどいて帯揚げにしたのだそうです!他にもバッグを手作りしたりとっても器用な店長です!

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そして別の日は同じ着物に総絞りの名古屋帯を。こちらは総絞りの生地一反で袖なし羽織を作り、残布で名古屋帯を作ったのだそうです。素敵ですね

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お次は岩橋さんです。シックな着物がお好みかと思っていましたがこんな爽やかな着こなしも似合ってますね。着物は細かい縦絽の小紋です。絽は盛夏用ですが、縦絽は単衣時期から着用できます。こんなに細い縦絽なら今の時期でも涼しげで素敵です。生地アップを撮ればよかった・・・。

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そして繁さんはこちら、本きもの松葉の白生地お誂え企画で作ったこだわりの小紋です。毛利ゆき子先生の桜の織り柄が入ったオリジナル白生地に、お柄は安治郎先生のデザイン、猫ちゃんです。地色も優しいピンクを選び、お柄もピンクに似合うグレーでと完全オーダーです。帯は三季さんの袋帯です。帯締めはきもの館の小物コーナーで販売中の帯留付き帯締めです

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そして最後は入社2年目の古市店の荒木さんです。みんな上手に着物を着られるようになってますこちらは袷の小紋で八掛を選ばなければいけないのですが、若々しく橙色の八掛ですね。古市店の先輩スタッフたちと一緒に選んだそうです。

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この大創業祭に、各店に配属になった新入社員さんたちもお客様をお連れしてきもの館へ 来ていました。入社2か月ですがしっかりとお客様に着物のご提案をさせて頂いている様子を見て嬉しく頼もしく思いました。もちろんベテランスタッフも活躍してくれています。そう考えると社員さんたちにかなり年齢差があります。50歳離れているスタッフたちもいます!呉服専門店としてお客様に喜んで頂けるお店でありたいのと同様に、若い方から人生経験を積んでこられた方まで、生き生きと働いて充実感を感じることのできる会社でありたいとも思っています。

また6月も魅力的な催しが予定されておりますので皆様ぜひ楽しみにしていてくださいませ

 

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大創業祭を終えて

みなさま、こんにちは

六日間にわたる「大創業祭」には毎日たくさんのお客様にお越しいただきまして、社員一同心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今年で創業67年となりますが、80年、100年を目指して、これからも皆様に喜んで頂けますよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します

さて、今回は恒例の「展示会での着物」編です三枚の着物を帯を変えて六日間着てみました。すっかり暑くなり、30℃を超える日も出てまいりましたので単衣の着物を着ました。爽やかに映るように心がけたつもりでございます

 

初日は白大島に博多織「誠之輔」の名古屋帯を合わせました。この帯は「琥珀織」という織で一色ながらなかなか存在感のある帯なのです。なんかちょっと帯締めがたるんでますね・・・。帯揚げも出過ぎで扇子もにょっきりでてますね・・・。すいません半衿は単衣時期によくつけているもので桜柄にレースのような刺繍になっている物です。

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二日目はきれいな色目の結城紬に三季さんの手描き名古屋帯です。この帯は袷にも締められますが素材にシャリ感があって単衣の着物に良く合う質感です。半衿は少しクリームがかった地色に行儀のお柄です。なんとなく帯締めに合っているかなと思いました。

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三日目は真綿紬に八寸名古屋帯で。柄on柄でどうかと思いましたが、なかなか評判の良かったコーディネートです。この名古屋帯も意外と色々な着物に合います。ちょっとびっくり。今回は袖口がくしゃっと上がって手首がにょっきりでてますね~。すいません。

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4日目は白大島に戻りまして帯は二日目の三季さんの帯をあわせてみました。刺繍がポイントであしらわれていて素敵なんですよ。今回は帯留をしてみました。牛角の帯留なんですが、柄違いのうさぎちゃんの帯留が数点、小物コーナーでセール中です!小ぶりで使いやすくて私もよく使っていますおすすめです

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五日目は結城紬に江戸紅型の名古屋帯を。こういう無地感覚の着物にはどんな帯でも本当に合わせやすいです。半衿は単衣時期用の楊柳のものです。

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そして最終日は真綿紬に千地康弘先生の蓮糸の名古屋帯を。お柄は月下美人です。とっても軽い帯で、袷にも使えますが単衣の時期にぴったりです。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、帯揚げは六日間同じ藤色のグラデーションです。変えるのがめんどくさかったからではありません・・・。どのコーディネートにも合ったもので・・・。

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今回はいつもより一日多い六日間の開催でした。本当にたくさんのお客様にお越しいただき、賑やかに過ごせましたことを心より感謝いたします。応援に来て頂きました問屋さんや作家の先生もお客様に心を込めてご奉仕くださりとても嬉しく思っております。ありがとうございました。これからもお客様と作り手の方、産地との懸け橋となり日本の伝統文化を守り発展させていけますよう頑張ってまいりたいと思っております

皆さまこれからもどうぞよろしくお願い致します

次回は社員さんの着物姿をご紹介いたします

 

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帯留のコーディネート

みなさま、こんにちは

またまた雨でございますこんなに降ると4日間の展示会中に雨が降らなかったのが奇跡のようです。

さて、前回予告しました通り、今回は帯留の着こなしのご紹介です。

展示会中には着物のコーディネートのプロとしてアドバイザーの先生がお越しになられます。どの先生方も素敵なコーディネートでお見えになられ、我々スタッフもいつも勉強させて頂いております。今回最終日にお三方の先生が並んでおられたときに素敵な帯留が目に留まりましたので写真を撮らせていただきました。さっそくご紹介いたしましょう

 

十日町紬に染め帯のこちらの先生は爽やかな新緑を思わせる帯留です。ヒスイでしょうか。お聞きするのを忘れてしまいました。三分紐の巾の四角い形もすっきりとしていて初夏の訪れを感じます。さりげなく素敵です

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角通しの江戸小紋に名古屋帯のこちらの先生はお能の面の帯留です!この帯留はつけると話題になること間違いありません。三分紐も赤の市松でシックな装いのアクセントになっています。きりっとカッコいい粋な着こなしが素敵です

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奥順の無地に千藤の帯のこちらの先生は全体のトーンに合わせられた帯留でトータルコーディネートです。千藤の帯は初めて拝見したのですが、この真綿から手紡ぎで紡いだ糸で粒や線が手織りで織られているのが特徴だそうで、二つと同じものがないそうです。この丸い部分や線の部分は刺繍ではなく織なんです。不思議ですがとても味わいのある魅力的な帯です。色合いも春らしい素敵なコーディネートです

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どの先生もご自分のセンスをお持ちになっていて素敵なお手本になって頂いています。着こなしのことだけではなく知識も豊富でとても勉強されているのがわかります。私も見習わないと!といつも思います。先生、本当にいつもありがとうございます

 

さて、男性社員も着物でお客様をお待ちしているのですよ吉田部長は今回グレーのワントーンコーデが素敵でしたので1枚パチリ

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そして一つお知らせを

今年から本きもの松葉に社章ができました着物の形をしてるのですなかなか可愛いと思いませんかこれは社長の社章で黒なのです。他にゴールド、紫とあります。またお店に来られた時は社員の襟元にご注目です

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今週末はは金曜日から三日間、きもの館にてミニ催事(←コチラ)があります。ミニですが内容はビッグですのでみなさまぜひお越しくださいませ

 

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假屋崎省吾先生と亘哲兵さん

みなさま、こんにちは 4日間開催されておりました「桜華展」にお越しいただきましたお客様、どうもありがとうございました。

今年で4回目となります「桜華展」は、世界的な華道家でいらっしゃいます假屋崎省吾先生がお越しになり、きもの館に素晴らしいお花を活けて頂く催しとなっております。假屋崎先生は着物のデザインをされていますので会場で艶やかな着物もご覧いただけます。先生自ら気さくにお話し下さって着物もコーディネートしてくださいます。初日の朝にきもの館の入り口に百合を、二階に上がったところに芍薬を、そしてメインの二階中央に山つつじを活けて下さったのですが、本当にあっという間に活けてくださいました。その姿は本当に芸術家だな、と思います。お話しされるとテレビで拝見する通りの明るく楽しい先生で、会場がぱっと明るくなります。毎年来て頂いて本当にありがとうございます。

今回、假屋崎先生は二日間のお越しで、後の二日間は亘哲兵(わたる てっぺい)さんがご来場されました。亘さんはテレビの「ものまね王者決定戦」で優勝された実績を持つものまね王者さんなのです。きもの館の一階特設ステージでものまねライブをしてくださいました至近距離でものまねオンステージを拝見してクラクラするほど面白かったです。一日三回ステージをして下さったのですが、あまりの面白さにスタッフが毎回観るので気を使って下さったのか、二日目は毎回違うネタを披露してくださって感激いたしました。もちろん私も6回全て見せて頂いて心から楽しませていただきました。亘先生、本当にありがとうございました。

ものまね王者の亘哲兵さんと 1429252531130 (1)

假屋崎先生の活けた百合の香りに包まれながらものまねを見て大爆笑し、二階に行けば素晴らしい生け花と共に素晴らしい着物が展示されている・・・。本当に本きもの松葉きもの館はワンダーランドだわ、と笑い過ぎてふらふらになりながらしみじみと感動しておりました

 

さて、今回は恒例の「展示会での着物」編です。いつも「桜華展」にちなんで桜柄の着物を着ているのですが、毎年同じ感がぬぐえないのでちょっと変えてみました。といっても「桜華展」以外では何度も着ている着物です。

初日は、今年何回着たでしょう・・・。毛利ゆき子先生のはんなりぼかしに桜柄のしゃれ袋帯を合わせました。こういう無地系の着物はどんな帯でも合わせられ、気楽な感じでも、少し改まった感じにも着られて本当に重宝です。一階入り口に活けられた百合の前で。360度どこから見ても美しく活けられています

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桜吹雪にうさぎちゃんの帯留。 1429065451097

二日目は誉田屋さんの桜柄の一方付小紋に博多織「誠之輔」の琥珀織の名古屋帯を。こういうシンプルなコーディネートの時こそ帯留が映えるのですけど、思うようなものを持ち合わせていませんでした。小さいものほど選ぶのが難しいですね。二階上がったところに活けられた芍薬と。 1429141823651 (1) 1429141840028 (1)

三日目はたたき染めの小紋に安治郎先生の名古屋帯を。私にしては珍しい色合いの小紋は母から譲り受けたものです。自分ではまず選ばない色柄ですが着てみるとなかなか気に入ってしまいました。とても着やすく帯結びも含め10分ほどで着られました。着物によって着やすいのと着にくいのとありますよね・・・。メインの山つつじの前で。

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最終日はゆき子先生のはんなりぼかしを再び。たぶん今シーズンの着用は最後になるのでお手入れをして来シーズンまでさようならですガード加工をしていますので安心して着ていましたし、アフターサービスできれいにしてもらえますガード加工は汚れを付きにくくする加工で、10年間無料で汚れを落としてきれいにプレスしてもらえるアフターサービスがついています。「着物はお手入れが大変でしみ抜きが高いわ」と仰る方も、ガード加工をして頂ければお悩み解消です仕立て上がった着物にも加工できますのでまたご相談くださいね。

ゆき子先生のはんなりぼかしに昨日締めていた安治郎先生の名古屋帯で親子コーディネートです半衿は桜の刺繍です。メインの山つつじを別の角度から。手前のバラは假屋崎先生の開発したラベンダーピンクの大輪の花、その名も「Shogo  ELEGANT ショウゴ エレガン」です。

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次回は桜華展にお越し頂いていたアドバイザーの先生の帯留をご紹介したいと思います

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着物のコーディネート

みなさま、こんにちは

とってもいいお天気が続きまして桜のつぼみがどんどん膨らんでいますこの週末は早速桜を見にお出かけされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さて、今回は恒例の展示会での着物編です。「春の大感謝祭」の時に着た着物です。今回は娘の十三参りの着物も含めまして色々コーディネートをご覧いただきましょう。

これはピンクの地色に桜の織り柄が入りました結城縮みです。縮みは単衣にいい素材なのですが、桜の時期に着たいお色とお柄なので袷にしてあります。これが暖かくなってきた桜の季節に丁度いい着心地になり、良かったなと思っています。帯は結城紬の生地の江戸紅型の名古屋帯です。全体に淡い色合いなので紫の帯締めを効かせてみました

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次は大島紬です。この組み合わせは前にもしていたのですが、帯の手先を変えて巻いたので柄の出方が変わりました。この帯も大島の生地ですごく柔らかい染め帯です。柔らかすぎて芯が入っていないんじゃないかと疑っているぐらいです。でも先日の綴れ帯の職人さんが綴れはしっかりしているので袋帯の時、芯を入れなくてもいいぐらいですよと仰っていたので差支えなければ芯は入れなくてもいいのですね。この帯も柔らかいので変わり結びをするときに自由自在です。なんかぼんやりした顔してますね・・・春を意識してピンクの帯締め帯揚げで。

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前は反対巻でしたのでこちらのお柄です。ちょっと違います。帯締めも赤を使ってますね~。

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これは娘の写真ですが反対面はこんなに色々な色が染められてるんです。三通り楽しめる帯ですね。娘の着物は十三参りに作ったもので、お気に入りで何度も着ています。41番って・・・詩吟の大会に出た時の写真ですね

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十三参りの時は金の袋帯をあわせました。この写真は十三参りの時ではないのですがお祝い事のお席で私も色留袖を着ています。

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この着物に前回ご紹介したお嬢ちゃま方(←コチラ)のように小袋帯を合わせて帯締め帯揚げもして袋帯をしているように着たのがこちらです。半巾の小袋帯とは思えない存在感ですがめちゃくちゃ軽いのです。

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そしてこの小袋帯もリバーシブルで、この時は裏面を使って気楽なお出かけコーディネートをしてみました。帯締めは飾りで帯留をしています。これを着てお友達と春の京都へ遊びに行ったのですよ過去記事(←コチラ)も良ければご覧ください。

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さてさて展示会の着物に戻りまして、先ほどと同じ大島紬に最近よく締めている八寸帯を。帯揚げは三日間とも同じもので、帯締めは最初のものと同じです。帯締めを変えるだけでも雰囲気の変わるところが着物の凄いところで面白いところです。このお洒落ポイントがお洒落であって尚且つ必需品なのも面白いですよね。

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その月々の展示会ごとに着る着物が毎年同じなりがちなのがこうしてブログでご紹介しているとわかってきます年齢も変わりますし、同じ着物でも違う着こなしをしていけるように考えたいなと思います。

4月も楽しいイベントがございます。「イベント情報」(←コチラ)でチェックしてくださいね!

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満足の心の会を終えて

みなさま、こんにちは

4日間の「満足の心の会」も無事に終えることができました。お越しいただいたお客様、誠にありがとうございました。

会期中、特別ゲストとして志垣太郎さんにお越しいただきまして素晴らしい一人芝居を披露して頂きました。特設舞台で巧みな話術で笑わせたと思いきや、お芝居をされると一瞬にしてその世界に引き込む演技で皆さまを感動させ、涙を流す方もいらっしゃいました。

私もとても感動したので娘に言うと、「観たい!」と日曜日に観に来まして、「涙が出そうになった!」と感動しておりました。

お越しになられたお客さまにもとてもご満足して頂けたと思います。

あらためて、志垣太郎さんに感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 

さて、今回は「展示会での着物」編です。今回は4日間で2枚の着物を帯を変えて着てみました。

 

一日目は誉田屋さんのお召の着物です。一方付小紋というか附下小紋というものです。繰り返し柄の小紋は仕立てると身頃や袖の部分が肩山でお柄が反対向きになってしまいます。一方付とはそれを逆さに向かないようにお柄を入れたものです。小紋よりはあらたまった感じで少しよそいきに着られます。これはお柄が染ではなく織模様なんです。帯は斉藤三才のしゃれ袋帯です。

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桜がぎっしり織で表現されています。

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二日目はピンクの結城紬に八寸のかがり帯です。実は別の帯をしようと思っていたのです・・・。締めてみるとけっこう光る帯でどうもなぁと急遽変えたのですが、気楽な感じでこの組み合わせも良かったですね。このピンクは写真よりもっと「ピンク」という感じなのです志垣さんに「可愛いね」と仰って頂いたコーディネートです嬉しい

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三日目は初日の着物に桜のしゃれ袋帯です。しゃれものも袋帯だと二重太鼓をしなければいけないので名古屋の方が結びやすいと仰る方もいらっしゃいますが、私は形がしっかり決まりやすいので二重太鼓も締めやすいのではないかと思います。志垣さんの特設舞台で

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最終日は二日目の結城紬に初日のしゃれ袋帯です。帯留は三日目に使ったもので桜の形に桜が描かれたものです。あっちこっちに組み合わせを変えて着てみました。あと着付けの時の腰ひもの位置も模索中でございます。上の方がいいのか、下の方がいいのか・・・。ベストポジションを探して色々に着てみております

本店の中西店長と今年からきもの館に勤務してくれています。昨日まで着物だったんですけど

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今回は待ち遠しい春を意識した着物になりました

早く本当の春になってほしいですね

 

 

 

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新春・遊び心の会

みなさま、こんにちは

昨日までの「新春初売り・遊び心の会」にはたくさんのお客様にお越しいただきました。今年最初の売り出しが盛況でありましたことを心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

五日間は馴染みになって頂いている作家の先生や問屋さんも一緒に会場を盛り上げてくださいました。ありがとうございました。お客様には色々な商品を見て頂いて楽しんでいただけたことと思います。

 

今回は「展示会での着物」編です。新春初売りということで明るい色合いの着物にしようと思いました。1月はいつもやわらかものを着ます。以前、中村玉緒さんが来られた時に「お正月には白い着物を着る」と仰っていて、なるほどと思いました。新年あらためて、という気持ちが伝わります。なので少しでも晴れやかに映ればいいなと思い選んでみました。

 

一日目は藤色の絞りの訪問着です。帯は牛首紬の袋帯です。たまにはお太鼓柄も撮ってもらおうと写してもらいました。少し金彩と刺繍が入っています。袋帯なので小紋から訪問着まで色々に合わせやすく重宝している帯です。

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狭いところで撮ってもらっていますが二日目はピンクグレーのとび柄小紋です。この色も何か言い方があるのでしょうね・・・。また勉強しておきます。この小紋はお柄を良く見ると洋風で、合う帯がなくていつも困ってしまいます。この佐波理の帯しか今のところ合いません。

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三日目は牛首紬の訪問着と一日目に締めた牛首紬の袋帯です。牛首紬は三大紬の一つです。「玉繭」と呼ばれる双子の繭を煮繭の状態で二本の糸(双子なので)を引き出して紡ぎます。玉繭は全体の2~3%しか発生しないので生産反数がとても少ない着物です。節がありますがツヤのある独特な生地感です。生地アップを撮れば良かったですね。

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最終二日間は今年三回目の登場になりますオリジナル白生地のぼかし染めの着物に安治郎先生の名古屋帯です。今回安治郎先生にお越し頂いておりました。このぼかし染めは先生のお母様の毛利ゆき子先生の「はんなりぼかし」でこのコーディネートは親子コーディネートとなりました

下から撮ってもらってドヤ顔になっていますが一緒に撮って頂いて謙虚に喜んでいます遠くから見ても近くで見てもカッコいい先生です

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半衿の刺繍がこの着物の色合いにピッタリでした。偶然ですがこの帯も合わせやく、帯留も映えます。グレーの帯は色々な色目に合わせやすいのでお勧めです。

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本きもの松葉は呉服専門の小売店として今年創業67年となります。様々な商品を皆様にご覧いただけますよう、今年もたくさんの催しをご用意して楽しんで頂きたいと思っております。

早速来月は13日(金)より16日(月)まで、満足の心の会」(←コチラを開催いたしますこだわりの逸品を集めました個展となっております。

特別ゲストに志垣太郎さんが来場されますお芝居もご覧いただけますので最寄りの店舗(店舗情報←コチラ)にお問い合わせの上、皆様ぜひご来場くださいませ

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久米島紬と結城紬

みなさま、こんにちは

19日20日のクリスマスジュエリーフェアにお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました

お忙しい時期にもかかわらず賑やかな二日間を過ごせましたことを嬉しく思っております

期間中のオークションは池本部長の名司会で爆笑に次ぐ爆笑で、みなさま信じられないほどの破格のお値段で素敵な商品をゲットされていました

さて、今回は「展示会での着物」編です少し時を戻しまして、ファイナルバーゲンの時の着物です。

先日のファイナルバーゲンは4日間の開催でした。秋口から冬にかけてはいつも紬が着たくなります。

初日は久米島紬に池口の帯を合わせました。久米島紬は平成16年に国の重要無形文化財に指定されました。久米島紬の特徴のひとつに「きぬた打ち」という工程があります。織りあがって洗いをかけて天日干しをし、生乾きの時に二人がかりで屏風だたみにした反物を杵で叩くのだそうです。そうすることで織り目が整い光沢と風合いが出るのだそうです。触った感じはゴワっとするのですが、着てみると良く身体に添ってとても着やすい着物です。絣模様にもすべて名前と意味があって、きもの文化検定にもよく出題されます半衿はからし色の絞りのもの、帯締め帯揚げもからし色で。

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二日目は結城紬に仁仙先生の染めの牛首紬のしゃれ袋帯で。仁仙先生はこの催事にいらして下さっていました(過去記事←コチラ)

やっぱり結城は暖かいです。この催事から急に寒さが厳しくなってきましたのでこの暖かさがありがたくて残り二日も結城紬を着てしまいました。半衿は薄いモスグリーンの麻の葉の刺繍のもの、帯締め帯揚げは紫で。

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三日目は一日目の帯を合わせて。小物も一日目の物と同じです。

長羽織を着ています。なんか顔がむくんでますね・・・。一日目と違って帯飾り付きの帯締めをすっきりと一本にして締めてみました。

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四日目は二日目のコーディネートに半衿と帯締めを黒にしてみました。いかがでしょうか。またちょっと雰囲気が変わったのではないかと思います。

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もう年内のイベントは(振袖展はしておりますが)終了です。

また来年も楽しい催しで皆様に喜んでいただけますよう頑張ります

年末年始は各店舗でお休みや営業時間が変更になったりしますので「店舗情報」(←コチラ)でご確認くださいませ。

 

本きもの松葉ネットショップ・きもの遊美もよろしくお願いします

↓コチラ

きもの遊美12月


決算市での着物

みなさま、こんにちは

「本決算赤札感謝市」も無事に終わりました。会期中は、最終日だけ大雨でしたが良いお天気に恵まれたくさんのお客様にお越しいただきました。本当ににありがとうございました。来年に向けて、また皆様にお喜び頂けるサービスと品揃えになるよう頑張ってまいります

さて、今回は「展示会での着物」編です

決算市は六日間の開催で、大島紬を中心に着ようと思いましたが、なんと二日分の写真しかございません悪しからずご了承くださいませ

 

まず一枚目。

珍色の大島紬に岡重の名古屋帯です。

毎年この11月の催事に岡重さんの着物やバッグが揃うのでこの帯を締めてみました。

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大島紬はチョコレートブラウンのような色目です。この紐の模様は何か言い方があるのでしょうね・・・。また無知さを暴露してしまいました

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そしてこちら。

以前単衣の長羽織を作った際に残布がたっぷりできてしまって何かに使えないかと仕立て屋さんに相談して袖なし羽織を作ってもらいました

残布なので出来る限りの丈で作って頂いたのでやや短めですが普段使いに羽織るのちょうどいいと思います。羽織紐は縫い付けてもらいました。冬はコートの下に着てもいいと思います

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この長羽織の残布なのです。千地康弘先生の着尺で、写真ではわかりにくいですが淡い色合いのぼかしが入っているのです。顔もぼかしになっていますが。

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二枚目は泥大島です。絣が細かいように見えますが、たぶん7マルキでしょう。少し色も入っています。

帯も大島紬の染め帯でリバーシブルになっています。実は10年以上使っていますがこちら側は初めて締めます。もう片面は赤やグリーン、紫など色がたくさん使われていて全く違う柄なんですよ。

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これから年末年始に向けて着物をお召しになる方が増えてくると思います

皆様の着物姿を拝見するのも楽しみです。

本きもの松葉でも恒例の着物のお楽しみ行事が続けて予定されています。

今週は「秋の遊び心の会バスツアー」です

いいお天気だったらいいですね

また楽しいご様子をブログでご紹介したいと思っておりますので楽しみにお待ちくださいませ